お知らせ 2019.09.02
家づくりを始めることになった時、必ずぶつかるのが「どこに頼むか?」「誰に相談するか?」という問題です。
今回は、家を建てたいと思った時にまずどうすれば良いかを説明していきます。
それは突然やってくる
「家を建てたい!」「家を持ちたい」と考え始めるきっかけは突然やってきます。
昨今の地震や豪雨によって建物に被害が生じた時、同年代のご近所の家が建て替わった時、
家族構成が変わった時、ふらっと住宅展示場をのぞいてみた時。
計画的に家の取得を考えている方もいらっしゃいますが、多くの方はある日突然、スイッチが入るようです。
家づくりで考えておきたい3つのこと
家づくりは、お金があればすぐに出来るという物ではありませんし、設計してくれる人(設計士)、
施行してくれる人(施工業者や大工さん)、家づくり全体を把握してくれる人(営業担当者など)
がいて初めて出来るものです。
その中で最も大事なのは「誰に頼むか」ということになります。
でも、いきなり工務店やハウスメーカーに相談に行くのも、どこに行っていいか分からないと思いますし、
まして設計事務所に相談に行くとなるとなんとなく難しそうに感じてしまうのではないでしょうか。
そこで、専門家を選ぶまえに考えておきたいことをお伝えしますので参考にしてみて下さい。
その1 理想の家の情報を集める
家づくりを考え始めると「あれもしたい」「これもしたい」「こんな家が欲しい」とか色々と夢が膨らむものです。
夢を形にするためには、色々な情報を集める必要があります。情報は、住宅情報誌、不動産ポータルサイト、
住宅展示場、近隣の住宅見学会、気になる会社への資料請求などから集めることになると思います。
住宅情報誌やネットによる情報集めはすぐに出来ますが、住宅展示場や住宅見学会はハードルが高いと
思われるかもしれません。でも、実はそんなことはありません。
「住まいづくりについて学びたい!」という思いをしっかり伝えれば、モデルハウスや見学しに行った以外の家のことも
色々と教えてもらえたりするものです。勇気を持って見学しに行ってみましょう!ここを乗り越えるだけで、理想の家づくり
に一歩近づけるでしょう。
このようにして情報を集めたら、写真や図を使って理想の家を形にしていきましょう。
その2 家づくりの専門家の違いを知る
住まいづくりの専門家と言えば「ハウスメーカー」「工務店」「建築家(設計事務所)」が挙げられますが、
どこに頼むのが自分にとっていい家づくりに繋がるのでしょうか。
ハウスメーカーは、お任せ型の人にピッタリです。
ハウスメーカーは間取りなどが決まっている企画住宅をメインで扱っています。
営業専門の担当者がいるので比較的自由な時間に打合せが出来ます。いろいろなタイプの企画住宅を持っているので、
顧客の様々な要望に最適なプランを提案することができます。ただし、様々な制約もあるため自由度は低く、
要望が多い人には物足りないかもしれません。
工務店は、自然素材や無垢材を希望される方におすすめです。
工務店は、営業専門の担当者が要る場合が少なく、設計や工務を兼任している場合がほとんどです。
そのため自然素材や無垢材などの技術を要する材料の使用や、細かい要求にも対応が可能で、
一品ものの住宅を得意とします。また、地元の評判を大切にしており、長いお付き合いを望むお客様におススメです。
工務店には大きく分けて2つのタイプがあります。小規模ですが一棟ずつ丁寧な家づくりを行う地元密着型と、
ハウスメーカーのように企画住宅を持ち、注文住宅でありつつも、セミオーダー的な家づくりを行う工務店です。
前者の場合、細かい要望を形にすることが得意である反面、見積もりを取るまで価格が分かりにくいという面もあります。
それに対して後者の場合は価格が明瞭で、お任せ型の人にもおススメです。
建築家は、こだわりを形にしたい人におすすめです。
建築家(設計事務所)は、建て主の夢を具現化するプロです。ハウスメーカーや工務店との違いは
家を建てないということ。つまり、使用する材料や工法などに制約がない為、建て主の夢をあらゆる可能性を
探りながら、出来る限り形にしようとしてくれます。言わば、建て主の代理人として、
建築にかかわる様々なことをサポートしてくれる頼もしい存在です。
夢を実現するためにプラン作成から最後のお引渡しまでをしっかりとサポートしてくれる。
しかも、忙しいあなたの代わりに第三者の立場で建築現場を管理してくれますので、
とても安心できるのもお勧めできる点ですね。
その3 家づくりの専門家を探す
理想の家をイメージして、家づくりの専門家のことが分かったら、いよいよ専門家探しです。
あなたに合う専門家は、どこで探せばいいのでしょうか。ネットでしょうか?住宅情報誌でしょうか?
見ているだけでは出会えません。基本的には、気になる会社にアプローチすることが一番大事です。
家づくりは担当者次第と言われるほど担当者選びが重要で、いくら気に入った住宅会社であっても、
担当者との相性が悪かったり、意思疎通がはかれないと上手くいきません。
そのためにも、やはり直接会って相談するのがいいでしょう。
それから、家づくりを相談する際は必ずアポイントを取ってからにしてください。
アポイントはメールでも電話でも大丈夫です。
いきなり相談に行っても担当者が不在だったり、準備不足の場合は思うような相談が出来ない場合があります。
事前に連絡をもらった方が専門家もしっかりと対応できるので、話がスムーズに進みます。
家づくりにはたくさんの時間とエネルギーを費やすわけですから、相性の良い担当者を見つけることが、
ゴールへの近道だということも付け加えておきます。
「主役は建て主」を忘れずに!
ここで、専門家選びのポイントをお伝えすると、家づくりは建て主が主役!ということにつきます。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」「こんな要望って笑われるんじゃないかな?」「素人だと馬鹿にされるかもしれない」
などと、変な気を使う必要はありません。専門家はあなたの夢を実現してくれるパートナー。
何でも話せる相手と出会うまで、時間をかけて専門家探しを行うことが大切です。
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