お知らせ 2019.10.26
キッチンのタイプは調理や生活スタイルで選ぼう
人気が高いのは対面キッチン。キッチンからダイニングやリビングを見渡せて開放感があり、家族とのコミュニケーション
を取りやすいのが人気の理由。アイランドキッチンと違い、前面に立ち上がりを設けてキッチンまわりの物や生活感を
隠せるのがメリットだが、この立ち上がりの高さをどのくらいにするかでキッチンに立った時の開放感や、立ち上がりで
手元が見えないことによる安心感はかなり違ってくる。リビングやダイニングにいる家族との理想の距離や片付けの得手
不得手なども考慮しながら、自分達にベストなタイプを見つけよう。
①対面キッチン ②壁付キッチン
フルフラットで開放的にしたり、コンロ前を壁に 壁に向かって設置するタイプ。キッチンが部屋
して程よくキッチン内部を隠したり、手元を隠す の端にあるので空間を広く使える。コミュニケー
立上りの壁を設けたり、前面にカウンターを ションは取りづらくなるものの、料理に集中しや
設けたりと調理スタイルやリビングとのつながり すいので料理好きな人には人気が高い。
感を考えて好みのスタイルを選べる。
③アイランドキッチン
壁が接することなく島のように設置されたキッチ
ン。大勢で料理したりコミュニケーションを取りた
いならおすすめ。リビングから丸見えなので、
こまめな片付けが必要な事やオープンなつくりで
調理の匂いや音が広がる点には注意が必要。
キッチン選びは使い勝手の良さが最優先ポイント
毎日使う場所だから、家事をラクに、そして時短を叶えてくれる使い勝手の良さを重視したいもの。
特に共働き家庭ではキッチンでの作業効率アップは大切なポイント。そして、その鍵となるのが
「収納」だ。収納で重要なのは実は量よりも位置。キッチンでの作業の流れを作業を想定し、
使う場所のそばに必要なサイズのサイズの収納をしよう。
汚れにくく掃除しやすい機能や素材を選ぶのも大切
汚れにくさや掃除のしやすさも重視したいポイントの一つ。最近は長期間手入れ不要の
換気扇や汚れが排水口に自然と流れ込むような形状が工夫されたシンク、ワークトップとの
継目をなくして汚れをたまりにくくしたシンクや加熱調理機器など、設備の機能も充実。
シンクやワークトップ、キッチンパネル、扉材にどんな素材を選ぶかでも手入れのしやすさは
変わってくる。素材感も異なるので、ショールームなどで実際に見て、特徴やメンテナンス
方法などを聞いて選びたい。
キッチンの高さは使う人の身長に合わせて選び体験して確かめよう
キッチンの高さは作業性に関わる重要な要素。高さが低いと無理な姿勢で作業するせいで
腰痛になったり、逆に高すぎると腕が上がって肩こりになったり、力が入らなくて効率が悪くなったり、
水浸しになったり…。長時間立って作業する場所だから、高さは慎重に選ぼう。
床からワークトップまでの高さは80㎝、85㎝、90㎝の3種類が標準的な高さとされているが、
身長からキッチンの高さの目安を計算する方法もあるから、自分にピッタリの高さを計算してみよう。
ただし、同じ身長でも体系の違いなどで感じ方は違うもの。ショールームには高さに違うキッチンを
展示しているから実際に体感して確かめてみよう。より確実に確かめるためにも必ず靴を脱いで
スリッパに履き替えて立ってみよう。
収納選びは物の量や種類を把握して
キッチン背面に設置する大型収納(カップボード)はリビングからも良く見えるので見た目も重要。
家電なども扉で隠せるユニットもある。電気ポットや炊飯器など蒸気の出る調理家電を収納したまま使える
蒸気処理機能付の収納ユニットも人気が高い。ゴミ箱も収納ユニットに収めれば生活感を隠せる。
頭上のウォールキャビネットは収納したいもののサイズや量、使う人の身長に合わせて高さを選ぼう。
高さによって棚板との間隔が変わるので、どのくらいのスペースを確保したいかも考えながら選ぶといい。
リビングと調和するデザインも大切
オープンスタイルのキッチンが主流になっていることもあり、キッチンの見た目の美しさや
デザインを重視する人も多い。リビングから見える背面収納やキッチン前面の色や素材をリビングの床材・
ドアなどのインテリアと合わせることで、キッチンとリビングに一体感が生まれる。
さまざまなテイストや色、素材感の部材があるので、自分らしいキッチンをコーディネートしてみよう!